# PHPの緊急更新から考える、保守契約の本当の価値

出典: https://cubrights.com/column/php-update-maintenance-value

著者: 小川真司

公開日: 2026-10-25T21:07:40.413Z

更新日: 2026-10-26T04:53:22.404Z

記事はAIとの対話をもとに作成し、小川真司が内容を確認・編集しています。

ホームページの保守費用は、何のために払っているのか？

![PHPの緊急更新から考える、保守契約の本当の価値](https://cubrights.com/_emdash/api/media/file/01M5V8WNV6RCCGENSMTKMH604M.webp)

ホームページの保守費用って、いったい何のお金なのでしょうか。

毎月支払っているけれど、特に何かをしてもらっている実感がない。サーバー代やドメイン代だと思っている方も多いかもしれません。

もちろん、それも保守費用の一部です。

ただ、制作会社の立場からすると、保守契約にはもう少し大切な役割があると考えています。先日、そのことを改めて考えさせられる出来事がありました。

## PHPの緊急更新で何が起きたのか

2026年10月21日、Webサイトで広く使われているプログラミング言語「PHP」に、重大な脆弱性を修正するセキュリティアップデートが公開されました。

翌22日には、IPA（情報処理推進機構）やJPCERT/CCも注意喚起を行っています。

今回の脆弱性は、悪用されると外部から不正なプログラムを実行されるおそれがある、深刻なものでした。ホームページによっては、サーバーの更新やシステムへの影響確認など、急な対応が必要になったわけです。

では、もし自分のホームページが対象だったら、どうすればいいのでしょうか。

## 「うちのホームページは大丈夫？」と聞ける相手がいるか

ニュースを見て心配になったとき、まず誰に相談しますか？

普段から保守契約を結んでいれば、自分のホームページの構成や運用状況を把握している制作会社に相談できます。

PHPを使っているのか。使っているなら影響があるのか。サーバー会社が対応するのか、それとも個別の作業が必要なのか。こうした判断を、事情を知っている担当者に相談できることには、大きな意味があります。

一方、保守契約がない場合はどうでしょう。

数年前に制作してもらった会社に連絡して、まず現在の状況を調べてもらう。担当者が変わっていれば、調査から始める必要があるかもしれません。

さらに、今回のような問題が一斉に発生すると、制作会社には複数のお客さまから対応の依頼が集中します。まずは保守契約を結んでいるお客さまへの対応を優先する会社もあるでしょう。

保守契約をしていないお客さまは、見積もりや作業日程の調整から始めなければならず、対応まで時間がかかる場合もあります。

その時間が、場合によっては大きな差になります。

脆弱性を放置した結果、ホームページの改ざんや情報漏えい、サービス停止などが発生すれば、事業への影響は保守費用とは比較にならないものになるかもしれません。

もちろん、保守契約があれば必ず被害を防げるわけではありませんし、緊急時にどこまで対応してもらえるかは契約内容によります。

それでも、何か起きたときに相談できる相手と、対応するための関係がすでにある。これだけでも、保守契約の大きな価値だと思います。

## 数年分の更新を、一度にするのは大変です

もうひとつ、保守には大切な役割があります。それは、ホームページを古い状態のまま放置しないことです。

Webの技術は日々進化しています。セキュリティ上の問題が修正されることもあれば、古い仕組みのサポートが終了することもあります。

こうした変化に少しずつ対応していれば、それほど大きな作業にならないこともあります。

ところが、5年間まったく手を入れずにいたホームページを、突然最新版にしようとしたらどうでしょう。

何世代ものバージョンアップが必要になったり、古いプログラムが新しい環境で動かなかったり。場合によっては、大がかりな改修が必要になります。

今回のPHPの件でも、IPAは、長期間更新していないシステムでは担当者の不在や保守契約の終了などにより対策が難しい場合があると指摘しています。

保守とは、壊れたものを直すことだけではありません。将来、大きな問題にならないように、日頃から少しずつ手入れを続けること。その積み重ねにも意味があるのです。

## 保守契約で確認しておきたいこと

ただし、「保守契約」という名前がついていれば、何でも対応してもらえるわけではありません。

サーバーやドメインの管理だけなのか。セキュリティ更新も含まれているのか。トラブル時の相談や緊急対応はどこまで可能なのか。契約によって、その内容は異なります。

ホームページを運営されている方は、一度、ご自身の保守契約がどこまで対応しているのか確認してみてもよいかもしれません。

そして私たち制作会社も、毎月保守費用をいただく以上、お客さまのホームページの状態を把握し、必要なときに適切な対応ができるようにしておくべきだと思います。

## 何も起きない月にも、価値がある

保守費用は、サーバーを借りるためだけのお金ではありません。

ホームページの状態を把握し、必要な更新を重ね、困ったときに相談できる関係を維持するための費用でもあります。

何も問題が起きないときには、その価値はなかなか見えません。

でも、今回のPHPの緊急更新のような出来事があると、普段から誰がホームページを管理しているのかが、とても重要になってきます。

「何かあったら、誰に聞けばいいんだろう？」

そんな心配をせず、本来の仕事に集中できること。それも、ホームページの保守契約が提供できる大切な価値なのではないでしょうか。

## 参考資料

[IPA：PHPの脆弱性対策について（2026年10月22日）](https://www.ipa.go.jp/security/security-alert/2026/alert20261022.html)

[JPCERT/CC：PHPにおける複数の脆弱性に関する注意喚起](https://www.jpcert.or.jp/at/2026/at260033.html)
